2017.10.25
U15島根県選抜の存在意義②

 

 

 

 

今回は、島根県選抜チームの野球システムについて説明します。その前に、まずは、「野球システム」とは、そして「野球のゲーム性」とはについて簡単に説明します。

 

 

この野球システムは、わかりやすく言うならば、「勝つためにこういう決め事で戦うので、指導者も選手もこの決め事を絶対に守るように。」という、チームの野球においての法律のようなものだ。この法律には、矛盾がない(あるいは、矛盾が少ない)ことが重要だ。矛盾している部分を0にすることは超絶に困難だが、矛盾を完全になくすか限りなく0に近づければ絶対に負けることはない(つまり勝ち続ける)というのが私の根本の考え方であり、野球システムの概念だ。逆を言えば、負けるということはシステムのどこかに矛盾があるということなのだ。システムを構築するエンジニアの最終ゴールは勝ち続ける(成功し続けるためにバグをつぶしていく)ことだ。つまり、矛盾のない完璧なシステムを目指してブラッシュアップしていくことが必要になる。コンピューターのOS(オペレーティングシステム)をアップデートしていくことと考え方はまったく同じだ。求道者には、努力に終わりはなく、完璧を求め続けなければならない。

 

注意しなければならないことは、指導者がすでに野球のゲーム性を深く理解できているなら、勝つ確率の高い野球システムをコピーしたり、参考にしたりすることでチームを運営すれば、運営は今よりも確実にうまくいく。しかし、指導者の野球のゲーム性の理解が浅いまま安易に模倣すると、良くなるどころか組織はアっという間に崩壊への道を突き進むことになるのでおすすめしない。模倣するなら、指導者が野球のゲーム性を深く理解してからはじめることが何よりも重要だ。

 

それから、野球のゲーム性のことを、野球のルールを多く覚えることだと捉える人がよくいるが、それは誤解である。覚えたルールの量が多い人が勝つなら、審判が監督をすれば勝つ確率が高まることになる。実際はそうではない。と言って、「ルールを覚えなくていいんだ。」という解釈はしてはならない。そもそもルールを覚えるなんてことは、指導者なら当たり前のことである。

 

要は、野球のゲーム性を理解するには、ルールブックから「野球のゲーム性」を読み解いたり、シンプルに野球をゲームとして見つめたりしてみることだ。結局、ゲーム性を理解できる人の多くは、「ゲームの達人」だ。オセロ、将棋、囲碁、チェス、トランプなどゲーム性の高いゲームで勝つことを真剣に考えた場合、そのゲームのゲーム性を理解して戦略、作戦、戦術を思考することができなければ勝つことができない。それと同じ理屈だ。

 

ゲーム性をもう少し説明するために、あえてゲーム性の低いゲームを一つ紹介する。一番身近なところで言えば例えば「じゃんけん」だ。「じゃんけん」がゲームの分類になるかどうかは置いておくが、「じゃんけん」で真剣に勝つことを考えても「先出し」や、若干の「心理戦」で勝つ確率を高めることぐらいしか思いつかない。つまり「じゃんけん」みたいにゲーム性の低いゲームには、練りに練った戦略や、熟考した作戦、緻密な戦術を準備して戦いに挑んだとしても、大した成果はあげられない。

 

つまり、野球をゲームとして捉えていないとなると、「じゃんけん」感覚で戦うことになる。そして、この「じゃんけん」感覚の指導者や選手が日本には非常に多い。

 

なぜか。

 

おそらくだが、日本人は、野球というゲームを、武道と同じ見方で「野球道」として捉えて全国に普及させてしまった過去があるからだと考える。もちろん時代背景も無視できない。これについては、元巨人の桑田氏も言及していた。この問題の根は非常に深い。いまだに、そういう武道の崇高でスピリチュアルな面を、野球に求めている野球指導者や大人は多い。

 

そもそも、野球と武道の性質はまったく違う。武道はスポーツではない。武道とはもっともっと崇高なものだ。野球というゲームを武道の感覚で捉えることは、武道のことも、野球のことも冒涜している。従って、武道の概念を野球の指導現場に持ち込んでいる指導者に、野球の純粋な指導力はほとんどないか、まったくない。話にならないレベルだ。

 

さらに付け加えるが、武道の概念で野球を捉えている指導者の言い訳は、スポーツを通じて、礼儀や礼節など、人としての礎を指導しなければならないと一所懸命に訴える。確かに、武道では心身の鍛錬を通じて人格を磨くことが目的だ。目的が勝利ではない。だから武道は尊く崇高なのだ。

 

しかしながら、スポーツは本来「遊び」だ。ゲームなのである。ゲームの目的は「勝利」である。そして、そもそも礼儀や礼節などの、人格に関わることは、普段の教育現場や家庭、地域など生活すべての局面において指導されるべきことで、わざわざスポーツ指導の際に集中的に指導するものではない。たくさんの子供たちを見て来たが、スポーツ(部活動)指導の際に、集中的に人格に関する指導をされている子どもの人格は、良さそうに見えて実際は歪んでいることが多いと感じる。それもそうだ。やっていることの多くが矛盾しているのだから育つわけがない。それでも、「理不尽なことを体験することも大切だから」と言って、矛盾した指導をやめない野球指導者もいる。それについても、言わせてもらうが、「理不尽」なことをわざわざスポーツの場面で用意しなくても、生きている限りどこかで必ず直面しているし、これからもしていくので、そんな心配は一切いらない。理不尽は生まれてから死ぬまで続く。何なら死んでからも続く。

 

 

話を野球のゲーム性に戻す。野球を武道の概念で捉えている指導者は、完全に間違っている。武道の概念で捉えるから、野球がゲームだという根本が理解できないのだ。「じゃんけん」感覚で野球の試合を戦っている。普段の練習が、「じゃんけん」のための練習になっている。練習しようがしまいが結果は良かったり悪かったりする。なにせ、「じゃんけん」だからだ。「じゃんけん」なら5回程度なら連続で勝つこともある。付け加えるが、野球を武道の概念で捉えているチーム同士の試合は、もはや「じゃんけん大会」にしか見えない。さらに試合前に選手が歌を歌ったり、踊りを踊ったりするオマケがつくと、もう目もあてられない。この痛い光景に鈍感な野球関係者が多すぎる。子供たちは悪くない。

 

野球はゲームだ。そして、野球のゲーム性は非常に深い。本当に面白い。このゲームに勝とうと思ったら、このゲームの仕組み(どうすれば勝つのか)を深く理解しなければ、システムは構築できないし、運用できない。

 

以上が、「野球システム」や「野球のゲーム性」についての説明になります。次回ブログでは、いよいよ、島根県選抜の野球システムの中身について説明していきます。

2017.10.17
U15島根県選抜の存在意義①

 

 

今回のタイトルは「◯◯犬の遠吠え」だったのですが、ある方に「負けたからと言って、そのタイトルはあまりにも卑屈すぎる。自信をもってやってきたことをきちんと話すべきだ。」という、もっともなお叱りを受けたため変更しました。本当に有難いお言葉を頂戴したことに感謝しております。

 

では、

 

 

 

◯島根県選抜の活動理念

・島根県の野球競技の競技力向上をはかる。

中学生野球力向上事業のみではなく、そもそもSBIの全活動は、この地域の野球競技の競技力向上に貢献することをねらいとしています。

 

◯活動理念を元にした、島根県選抜チームのシステム

【選抜選手選考基準】

選手選考は、野球に関わる体力測定(球速、ベースランニング、スイングスピード、立ち三段跳び、4m反復横跳び、メディシンボール投げ)のみで選抜チームの選手を選考してきました。

 

 

このシステムのメリットや特徴は以下になります。

①圧倒的な公平性があること。※選考側の人間の主観(好き嫌いや人間関係等)を完全排除できる。

②ポジションについての先入観や固定観念を完全排除できること。※第一に、複数のポジションができるように育成しなければならない。

③チームの野球システムが明確で、ある程度確立されている条件が前提ではあるが、フィジカル的に優れている選手=野球がうまいという短絡的な価値観を否定できること。※フィジカルばかりに目がいき、過大評価や過小評価されている選手が大勢いる。

 

 

これらがメリットです。逆にデメリットもあります。それが以下です。

 

 

①身体の発達スピードが遅い選手や、早生まれの選手等が選考されにくくなる。※実際に1期生から3期生の誕生年月を調べると、早生まれの選手の人数は毎年2人程度。完全に学年で分ける日本のスポーツ界の仕組みに問題があると言える。実年齢よりも生物学的年齢の方に目を向けなければ選手を潰す可能性がある。これは、すべてのスポーツにおいて同じことが言える。

②デメリットの最たるものは、島根県選抜チームの野球システムや、野球そのものを理解できていない人には、能力野球をやっているように捉えられてしまっている。「能力の高い選手を集めて勝つ野球」という印象をもたれ能力野球をさらに助長することになってしまっている。本来は、選手の能力だけに頼って勝とうとする考えがいかにチープな発想なのかを言いたい。

 

 

 

そして、ここからは少し脱線。

島根県のみならず、様々な地域で小中学生の選抜チームを作って大会を催している。子供たちのことを思って主催されている方々には大変申し訳ないが、地域の競技力向上と競技振興の視点から言うと、小学生や中学生の段階で市町村レベルで選抜チームを結成することは良くないことだ。どう考えても賛成できない。

プロ野球12球団ジュニアトーナメントやU12日本代表なら選考対象の分母が十分にあるので選手を選抜することはわからなくもないが、現状ではそれぞれの球団や代表チームの理念や目的が僕にはまだよく理解できない。「その取組をしてきて野球界のどこが良くなったのか?今後どう良くなっていくのか?」と成果を聞いてみたいところだ。

そもそもだが、選考対象の分母が小さ過ぎる選抜チームというのは、選抜になっていない。ちなみに県単位の選抜チームであっても選考対象の分母が小さいと言える。島根県選抜を運営しているが、実際はこの県の競技人口的には、選考対象の分母の数については黒よりのグレーゾーンだ。

選抜チームの取組では、選抜された親と選手の中には勘違いをしたり、選抜されなかった親と選手の中には無駄に傷ついたり落ち込んだりする者がいる。保護者や選手が悪いわけではない。仕組みに問題があることに気付いていない人が多過ぎる。そして、仕組みのまずさに気付いていながら何も言わない人にも問題がある。

 

なので、今回、僕が言うことにした。

 

※島根県選抜では、この程度の分母の選考には問題があることを口酸っぱく説明する。(ここに来たからと言って将来が保証されるわけではないこと。フィジカル的に優れていること=良い選手ではないこと。君たちは野球というスポーツを理解しなければならないこと。実力をつけなければならないこと。等)しかも、野球に関わる体力のみを基準にした選考なので、勘違いしたらとんでもないことなる。ただ、繰り返すが、島根県選抜の選考方法は、ずば抜けて公平である。そして、体力的に優れている選手の中には、やはり将来有望な選手や、現時点での技術は未熟でも将来可能性のある選手が多くいることを付け加えておく。

 

島根県選抜は、まさに「野球の学びの場であり修行の場」なのである。第3期生については、はじめの自己紹介で「自分はここに野球を学びに来ました。」と言ってくれた選手が多くいた。まさに、そういう価値を提供したいのだ。こういう言葉は本当に嬉しい。

 

そして、小中のみならず、高校段階においても早熟な子は活躍しやすい傾向にあるは明白である。ただ早熟なだけなのに怪物選手に見えてしまうことがある。周囲の子の身体的成長が追いついてきたり、トップレベルに放り込まれたりした途端に、実は平凡な選手であったことに気づことがよくある。

 

以上のことから、選抜チームの取組はそれらのことが理解できた上で、選抜チームの理念や方針を明確にし、野球を指導する指導力がなければ行ってはならない。それができないなら、結果的に競技力も上がらないばかりか、「野球なんてつまらない」と競技の振興さえも妨げ、本末転倒な取組にしかならない。

これが、僕の選抜チーム運営に関して、ある程度見えてきたことです。以上が、小言です。

 

 

手厳しいことを書きましたが、では、そう言う島根県選抜の理念(島根県の野球競技の競技力向上に寄与する。)は達成できているのかについて述べると、大きな成果は感じないというところが本音です。この取組の最大の成果は、島根代表チームの甲子園優勝であり、島根発信で野球界をより良き方向に変えることです。現実問題、そうにはなっていません。

 

ただ、以前よりも、この取組の意味が理解されはじめていると感じることが多くなりました。それは、県内の学童・中学・高校の指導者の方が本気で指導力を上げようと、島根県選抜の練習に来て、練習の意図や取組について、質問をしてくださることが多くなったことです。もちろん、高校については選手の獲得目的での訪問も含まれていますが、もはやそれにとどまらないことが多くなってきています。「野球のゲーム性って何?」「あの動きは何?」「何であんなことさせてるの?」「今の作戦どんな仕組みなの?」「俺はこう考えてるんだけど、どう思う?」「あれ教えて。」「島根の中学生の優れてるとこはどこ?逆に足りないことって何?」等、質問の中身や会話のやりとりが、野球そのものに関わることが多くなってきています。

 

僕は、その指導者の方々については、指導者としての実績があろうがなかろうがリスペクトしています。わざわざ出向いたり、何度も足を運んだり質問をしたりするその行動は、指導者のあるべき姿であるからです。そして、その方々は「勝負」と向き合っていると感じます。だから、人としても、同じ勝負の世界に生きる者としても尊敬します。「本質」と向きあう指導者、「勝負」と向き合う指導者こそが、この世界では高く評価されるべきなのです。そういう方が少しずつこの島根に増えてきました。これが希望であり、この活動を続けていくための原動力となっています。

 

 

次回ブログは、U15島根県選抜の野球システムの柱の部分についてご紹介したいと思います。「野球を通した人間形成とは何か」に迫りたいと思います。

2017.10.14
勝負の世界に生きるとは

昨日、第12回U15全国KWB野球秋季大会を終えました。

 

結果は、準決勝敗退でした。

 

第3期生の選手たちも本当に良くやってくれました。

 

彼らは、競技スポーツとしての野球の本質である「勝つ」ことに、真剣に取り組んでくれました。

 

GMである僕が構築したこのチームの野球システムに理解を示し、質も量もボリュームのある決め事を必死で頭に叩き込み、実践できるように練習を繰り返してきました。今年の場合は、期間14日間です。

 

これまでの野球に対する固定観念や先入観、価値観を破壊されることは新鮮ではあったでしょうが、積み上げてきたものを否定されているようで、辛く感じることもあったと思います。

 

それでも、真剣に、明るく、前向きに野球と勝負に向き合うことで、野球選手としても、ひとりの人間としても強烈な伸びを見せている彼らを見ていると、この活動の理念が少しずつ実現できていることを実感しています。

 

島根の中学生の潜在能力や、チームの野球システム、様々な価値を、日本の野球界やスポーツ界に証明するためにも、「全国優勝」が必要でした。競技スポーツという厳しい勝負の世界においては、金メダル獲得しか説得力がないのです。

 

そして、競技スポーツである野球というゲームにおいては、敗戦はチームのGMと監督の責任です。これは不変です。勝負の世界の野球、競技スポーツの野球、チャンピオンスポーツの野球での敗退は、監督の無能さを象徴するものです。それが、そもそも野球という競技のゲーム性であり競技特性なのです。かなり特殊です。

 

そして、GMや監督自身が、野球を競技スポーツやチャンピオンスポーツとして捉え、勝負の世界に生きる覚悟がなければ、「全国制覇」という言葉を使わない方が身のためです。

 

そして、趣味の草野球的な野球部、レクレーション的な野球部、勝利より人間性を重視するという野球部の存在もあった方が良いと思います。そちらの方が精神的に楽な上、そういうノリでもちょいちょい勝ててしまうのが野球です。それはそれで、良い思い出もできるし、プロ選手になれないわけでもないし、得るものもあるのです。

 

価値観は人それぞれです。僕も職場でやる草野球の場合は、エンジョイスポーツとして捉えて楽しんでいます。

 

話を戻します。3年間に渡り、この島根県選抜チームの野球システムを構築し、都度バージョンアップしてきました。どこまでいけるかわかりませんが、完成度はおそらくまだ半分にも到達していないはずです。そう思いたいです。まだまだなのですが、今の完成度でも全国優勝しなければならないと思い挑んだ全国大会です。現システムの問題点と、監督の操縦ミス&判断ミスを洗い出さなければなりません。

 

そして、GMと監督が悪いから負けた。と、これで終わってしまうと、さすがに何も残らないので僕がGMとして構築してきたこのチームの選手選考システムと野球システムの導入で、ここまでで得ることができた収穫や課題、今後の展望について、次回のブログでご紹介しようと思います。

最近「ブログの更新を怠けている」と、クレームが多くなってきているので、次回ブログは早急にアップしようと思います。

 

そのブログのタイトルは「負け犬の遠吠え」です。笑。

2017.09.12
第28回WBSC U-18 ベースボールワールドカップ

またもやブログの更新が滞っておりました。

これには、理由があります。

最近の不安定な世界情勢を冷静に見つめていたら時が過ぎ去っていたからです。

先の甲子園大会関連のネタは、ゆっくりと綴っていくことにして、今回は、Uー18日本代表の戦いを観ていて感じたことを先に書きます。

まず結果は3位でした。アメリカが1位。韓国が2位。カナダが4位です。

世界大会を観ているといつも思うのですが、海外の野球の方が、野球のゲーム性をよく理解しているように観えます。特にアメリカと韓国については日本よりも、フィジカル・スキルともに圧倒的にあちらが上でした。そして国際大会への対応力、適応力も日本より高いと感じました。

これはすなわち、メジャーリーグが世界一の野球レベルであることを表しています。

近年は、メジャーリーグで活躍する日本人選手が昔に比べると多いことからNPBとメジャーの差は縮まったと言う人もいますが、そんなことないと思います。昔は日本人がメジャーに挑戦するという扉が用意されていなかった、もしくは極めて狭かっただけのことではないかと思います。現在と同等のシステムなら昔の日本人選手もそこそこメジャーに行っていたのではないかと思うのです。

つまり、この大会を観ていて「日本野球は大した発展をしていないのではないか」と感じざるを得なかったということです。また、既存の日本野球界の指導者・選手育成のシステムはやはり課題だらけだと感じました。

ですが、こんなことは敢えて僕が言わなくても、感じていらっしゃる方が多いと思います。

問題は、「じゃあ、どう解決していくのか。」なのです。

解決策を模索していかなければなりませんが、一番初めに決めなければならないことはゴールです。ゴールに「世界で勝つ(通用する)」というキーワードを入れる必要があります。

そこから、「じゃあ、どうやって世界で通用する選手を育成しようか。指導者を育成しようか」という話になると思うのです。

自分も、世界で通用することを本気で考えた取組をしなければならないと強く感じた大会でした。

2017.08.28
2017夏の振り返り

ブログの更新が滞っておりました。

毎回、楽しみにしてくださっている5名ぐらいの方々にお詫び申し上げます。この夏は特にバタバタでした。すみません。

この夏を一言で表現すると、「じぶん史上、最も多忙な夏」になりました。ありがたいことです。

7月中旬から開幕した島根大会、8月上旬から開幕した甲子園、8月中旬から始まったKWB島根県選抜の強化合宿、家にいる時は6時半から6歳の息子と近所でのラジオ体操と、灼熱の陽射しを浴び続ける日々でした。日焼けも限界点まで達しました。

一つ一つのネタをじっくりと掘り下げていきたいところですが、色々とありすぎて何から書いていいものか。。。

ひとまず、書き溜めているものとしては、「第99回の夏・甲子園で見たこと感じたこと」、「花咲徳栄vs開星」、「次世代の野球指導者」、「島根県選抜第3期生」、「3000時間の野球指導者研修プログラム」、「走塁・守備・打撃・バッテリーの着地点」、「人間性とは」などがあります。

今後、順を追ってご紹介していきます。

とりあえず本日は、島根県選抜第3期生について少し書きます。

今年は、20名の勇猛果敢な中学生がチャレンジしています。今日で9日間の合宿を終えましたが、野球の面でも、心の面でも、成長を感じさせてくれています。

中学3年生という非常に多感なこの時期の子たちと日々を共にすることは、とても貴重な体験になっています。

人間の人格の柱となる部分は中学生期にほぼ完成されます。

つまり、この中学3年生というタイミングは、大人の階段の1段目に足をかける一歩手前のとても大切な時期なのです。中学卒業までに、将来自分の力で人生を切り開いていける土台となる力をつけなければなりません。

この立場での僕の使命は、野球を通じて彼らがその力を自分で獲得できるように導くことです。つまり、僕にとって野球というのは、そのためのツールであり、もはやただのモノにすぎないと言うことです。

モノだからこそ、そのモノの本質(言葉の概念や仕組みや構造など)を自分が理解して、彼らが理解できるまで教えなければならないのです。

これができなければ、「野球を通じた人間形成」という言葉を安易に使ってはならないのが僕の考えです。

一番大切なのは、彼らの野球人生ではなく、人生そのものなのです。

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