2018.06.27
チームコンサルティングサービスを始めてみて

 

 

またまた、久々の更新となりました。

 

 

今年の春先から始めているチームコンサルティングサービスも、お陰様で、県内の高校チーム、中学チームから依頼や問合せを受けることが増えてきました。

 

 

ありがたいことです。

 

 

 

お問合せについては、私が監督やコーチの元へ伺って、直接お答えさせていただくスタイルをとっています。

 

 

 

チームの課題や環境はすべてのチームで違っているからです。実際に時間をかけて話を聞かなければ、困っていることや、問題点や課題を正確に把握することができないからです。そして、一番は監督をはじめとするスタッフそれぞれの野球や指導への考え方を理解する必要があります。さらに、なぜ私がコンサルティングをしたいと考えているのかを理解してもらう必要があります。

 

 

 

お互いが共感した上で、同じゴールを見ることができて、はじめてスタートです。ですので、コンサルティングを始めるまでに時間がかかります。とりあえずどんなものか試してみようと思われれば、コーチングキャラバンをおススメしています。

 

 

 

コンサルティングを始めて良かったと感じることは、監督やコーチとスタッフが同じ方向を向いて歩き始める場面に立ち会えたり、チームが組織として機能し始める瞬間に立ち会えたりすることです。

もちろん良いことばかりではありません。チームが一体となっていく過程での様々なトラブルが発生しますが、一つ一つのトラブルを解決していこうと一緒に考え策を講じていくことで心が通じ合うことがあります。そんな瞬間もかけがえのない経験です。

 

 

 

書きたいことはたくさんありますが、きりがないのでまとめにはいります。この2018年を機に、日本スポーツ界における指導者の指導力にはより厳しい目が世間から向けられるようになります。甘くなることは二度とないでしょう。監視体制が強化されるので、それはそれで良いことですが、古い体質の野球界はついていくことはできない可能性が高いです。放っておいたら野球はさらに衰退します。

 

 

 

競技スポーツとしてスポーツに取り組むなら「厳しさ」は絶対に必要ですが、これからの時代は「厳しさ」を論理的に説明でき、多くの人を納得させる表現力や発信力があったり、組織を健全にマネジメントできる人でなければ指導者として残っていけなくなります。今後、競技スポーツとしてスポーツを指導するには、そんな神領域の指導力が求められることになります。

 

 

この難局を乗り越えるためにチームコンサルティングに力を入れていきます。100年後のために。

2018.05.27
島根のちょっとした良い傾向。

 

 

久々のブログ更新です。

 

 

年度末から公私ともに諸々の出来事があり、ブログの更新ができずにいました。少し落ち着いてきたので再開しようと思います。

 

 

島根県の高校野球は春季大会が終わり、各地区大会が終わりかけているところです。もうすぐ6月になり、いよいよ夏の選手権予選に向けて盛り上がって来る頃になってきました。

 

 

春は取材のために高校野球を観て回りますが、少しずつ野球に変化がでてきたように感じます。攻撃では走塁を意識するチームが増えてきて、スライディングが上手な選手が増えてきました。守備ではポジショニングに拘るチームも増えてきました。2年前とは明らかに違ってきています。良い傾向です。

 

 

島根県全体的にまだまだ課題は多いと感じますが、敢えて一つ上げるとしたら、「細かい動作のスピード」だと感じます。スライディング、切り返し、タッチプレー、体勢の立て直し、サイン交換、等々。全国大会レベルのスピードをつけていくことが課題だと感じます。これらを解決するには、選手においてはスキル面、フィジカル面、メンタル面(考え方)の3方向からトレーニングする必要があるでしょう。指導者においては、作戦や戦術の整理と精度の向上が求められます。

 

 

以上。

2018.01.29
第3回SBIベースボールリーダーズセミナー

 

 

第3回のベースボールリーダーズセミナーで講師を務めました。

 

 

約20名の島根県内の指導者の方々と講義を通じて交流させていただき、本当に良い時間になったと感じています。

 

 

懇親会も盛り上がり、参加された皆さんで机を囲んで、今後の島根の野球界について議論をすることができました。議論と言っても、僕が一番言いたいことを好き放題言っていた感じなので、もはや議論ではありません。笑

 

 

ご来場いただきました皆様、ご静聴ありがとうございました。

 

 

今回のセミナーでは、日本の教育や、日本のスポーツ、日本野球界についてまで言及しましたが、準備の段階で自分の頭の中をかなり整理することができたと感じています。

 

 

 

そして、客観的に振り返って、実に当たり前のことを、正面から主張できたと感じています。

いつの頃からか、自分はアウトローな人間だと思って生きてきましたが、実は、自分はど真ん中の人間かもしれないという感覚にも浸れました。まあ錯覚でしょうが。笑

 

 

昨日のセミナーでは、現代日本の問題=国民の意識の低さに触れ、好き放題に喋り倒しましたが、中でも「多くの人が正しいと言っていることが正しいわけではない。何が正しいのか、どうあるべきかは自分の頭で考えろ。」と超偉そうなことをぬかしました。我ながら、なかなかうまいことを言ったものだと感心していると、なんと今日。

 

 

昨日のセミナーに、わざわざ東北から聴講しにきてくださった方が送ってくれていた年賀状を今日になって発見してしまいました。

そして、その年賀状にマーク・トウェインの格言を書いてくれていたのです。「多数派は常に間違っている」という格言です。とうの昔にそのことを理解していた作家がいたということに驚き、また僕が訴えることに期待してわざわざ遠くからきてくれていたのだなと、感慨深くその年賀状を見つめてしまいました。

 

 

 

と言うことで、

気づいた人からこの国を良くしていくことを考えましょう。

2018.01.1
2018年の抱負

 

 

あけましておめでとうございます。

 

2018年も野球の本質を広めていく活動に集中します。

 

志あるのみ。

 

「100年後の野球界のために…」

2017.12.20
第3期生から教えてもらったこと

 

 

今日、U15KWB島根県選抜の第3期生たちとの日々が終わりました。最後の招待試合となったKWB愛媛大会は、一生忘れられない大きな感動を得た大会になりました。

 

 

 

実は、この愛媛大会は、重要な意味をもつ大会でした。指導してきた、野球のゲーム性をどれだけ選手たちが理解しているか(自分が選手にどれだけ理解させることができたか)を確認したかったのです。ある程度のレベルに達していれば、島根同士で決勝を戦うことが可能と考えていたからです。

 

 

 

3期生は、10月の全国大会が終わってすぐに、全中強化事業のヒロシマリーグに招待されました。そのヒロシマリーグのために、20名の在籍選手を10名ずつに分けて2チームを作りました。その2チームの分け方は、まず選手兼監督の任命から行いました。ヒロシマリーグでは、指導者がベンチに入れないルールのために、作戦や戦術を立案する指揮官役の選手が必要でした。

 

 

 

選手兼監督を任命する基準として、「野球のゲーム性を自分の言葉で説明せよ。」というお題を出して、全員に喋らせて僕が評価しました。ものごとを自分の言葉で、わかりやすく具体的に他者に説明できる人間は、そのものごとを理解しているからです。

 

 

 

この発表が実に面白かいものでした。その時点での、理解の程度もわかる上、発表を通して全員の理解が深まっていくからです。ほとんどの選手が、とりあえず知っている言葉を並べて説明しようとするものの、一つ一つの単語の意味をわかっていなかったり、順序立ててわかりやすく説明できなかったりします。そして、人の発表を聞いて「そういうことだったのか」と気付いたり、自分で発表していて「あれ?俺、何が言いたいんだ?」と自分の考えに対して疑問をもったり、「お前何言ってんの?」という笑いが起きたりします。

 

 

 

これは、所謂、対話型の授業です。成功すれば参加者の多くが深い学びを得ることができますが、失敗したら何の成果も得ません。アウトプット型の講義には、コントロール側の指導者自身が参加者の誰よりもその「ものごと」を理解していなければ怖くてできません。何が怖いかと言うと、予想していなかった回答にテンパるのです。つまり、この場合、指導者自身がそもそもの「野球のゲーム性」を深く理解していなければ成立しないのです。そして、場を仕切ったり、発言しやすい空気を作ったりするスキルが必要になります。

 

 

 

 

この第3期生には、最初の活動から「野球のゲーム性の理解」を彼らが自分の力で獲得できるように、様々な仕掛けをしてきました。この発表についても、数ある仕掛けの一つです。僕自身がSBIでの活動を通して「野球のゲーム性」についての理解が深まったのと、どう考えてもこの「野球のゲーム性の理解」は指導者にも選手にも、絶対に必要だという確信を深めたので、今期は今まで以上に「野球のゲーム性の理解」を集中して指導しました。

 

 

 

 

発表の話に戻ります。結果的に、うまく話せる選手は皆無でしたが、たどたどしくても、自分の言葉で具体的に説明できた、谷川選手と村井選手を選出しました。選手兼監督一人ずつでは不安なので、選手兼副監督として若槻選手と佐々木選手も選出して各チームに2名のリーダーをおきました。そして、選手の構成は、投手ができる人数を同数にして、ポジションを考慮して、監督・副監督の4名で考えてほしいと注文をつけて2チームができあがりました。

 

 

 

そして、ゲームについての作戦や戦術については、監督・副監督を中心に立案し、監督・副監督以外の人間でアイデアがある選手は意見をしても構わないというルールを設けました。ここから、谷川チームと村井チームは急成長していったと感じます。ただ、やはりここで放っておいては無理です。やはり、コントロールをする指導者は必要です。間違えたらただの放任になり、あっという間に崩壊します。そこには細心の注意をしながら彼らの動向を見守り、要所でアドバイスをする形で進めました。

 

 

 

そして、KWB愛媛大会の前夜の作戦会議や、試合中の選手たちとのやりとりは貴重な財産になりました。彼らの野球人生にとっても、おそらく後から振り返ってもなかなかできない経験になったことと思います。

 

 

 

彼らは、作戦会議でも、試合中でも、作戦や戦術について、自分の意見を言った上で、「どう思います?」と意見を求めてくるまでに成長していました。中学生と、そこまで野球の奥深い部分の話ができることは、本当に嬉しいことでした。選手に対して、「お前、野球わかってんなー。」というコメントができる関係の素晴らしさを改めて感じました。

 

 

 

1期生の時からそうですが、第3期生からも、「野球を通じて人間形成」の本質的な意味をさらに深く教えてもらったように思います。僕たちは、野球の本質を追求していくことを通じて信頼関係を築きました。彼らがこの先どんな人生を歩もうと、どんな過ちをおかそうと、僕の彼らに対する信頼は揺らぐことはありません。厳しい現実に一緒に立ち向かっていった同志だからです。

 

3期生の皆さん、本当にありがとうございました。

「どこに進学するかなんてことは重要なことではない。どこに就職するかなんてことも重要なことではない。君がどう生きるかだ。それが一番重要だ。」by わかさ

第5期 U15 KWB島根県選抜 チーム情報 第四回中学生野球力測定会結果 BEST10 第三回中学生野球力測定会結果 BEST10 第3期(2017) U15 KWB島根県選抜 チーム情報 第二回中学生野球力測定会結果 BEST10 第2期(2016) U15 KWB島根県選抜 チーム情報 第一回中学生野球力測定会結果 BEST10 第1期(2015) 15U KWB島根県選抜 チーム情報 よくあるご質問
高校野球関係者の皆様へのお願い
SBIへのご寄付について SBI YouTube SBIのつぶやき