2017.03.11
指導者の根気強さ

またまた、コーチングキャラバンを通しての気づきです。

IMG_2424

「100回言ってできないなら1000回言う。」

「1000回言ってできないなら10000回言う。」

「できるようになっても、いつでもできるようになるまで洗練されているかを確認をする。そして、指導者もいつでも言えるようにつぶさに選手の一挙手一投足に目を配る」

この指導者としての根気強さの大切さが身にしみるこの頃です。すごくアナログ的で当たり前のことかもしれませんが、自分に言い聞かせるためにも綴っておきます。

もちろん、敢えて言わずに黙って見守るタイミングも必要だと思います。その見守る行為も、そもそも見ていなかったらできません。見ていなくて、わからなくて黙っているのとはモノが違うことになります。

これらのことは、素晴らしいコーチングをする指導者の共通項と言っても過言ではないと思います。

一回言っただけで、できるようになる人なんて大人でもそういません。そして、「わかっちゃいるけどやめられない。」というフレーズの歌があった気がしますが、まさにそれが人間なんだろうなと思います。笑。自分もそうですし。それが人間の愛おしさでもあるんですよね。

できれば格好よく、スマートに、「いいか‼︎分かったな‼︎」と一発で決めたいですが、そんな曲芸はできっこないです。泥臭くいくしかない。絶対に諦めない根気強さを指導者自身が体言しながら、選手を導いていくこと。こういうのを、「背中で見せる」ってことかな?なんて思う今日この頃です。

明日も頑張ろう。

2017.03.5
スピード感

今回もコーチングキャラバンを通しての気づきの1つについてです。

IMG_2417

(写真はイメージです。)

指導の中で、選手に「もっと速く」とか「それでは遅い」などと動作のスピードを要求することがあると思います。これは高度な要求で、できるようになるまで時間がかかることがあります。

選手のフィジカル能力が不足してできないのケースは問題ないのですが、誰にでもできることについて要求しているケースでできるまでに時間がかかることがあります。一塁までの全力疾走を徹底させる時も同様のことが言えます。

この一番の原因は、選手たちが「スピードのある選手やチームを自分の目で見たことがない」ということだと思います。つまり、見る経験が不足していることに大きな原因があると思います。特に島根では、このことを痛切に感じます。

距離や時間は測れば良いだけのことなのですが、「スピード」については、ほぼ感覚の世界です。その「スピード感」を幼少期に見ることは非常に大切だと思います。

日本の地方の中でも島根は、交通の便が悪い地域です。よその地域に出かけていくだけでも一苦労でお金もかかります。また、県内の最高峰のカテゴリーが高校野球です。自転車や電車で気軽に大学野球や社会人野球、プロ野球を見にいくことができません。そして、大学野球以上のカテゴリーについて知識が不足しがちです。トップレベルのスピードを見ることが不足してしまうのは当たり前のことかもしれません。

画期的な解決策は見当たりませんが、自分から「スピード」を求めて出て行くしかないと思います。非常に原始的ですが、百聞は一見に如かずです。この「スピード感」はユーチューブ等の動画では解決しないと思います。

「スピード感」を感じるには自分の目で見ることが一番だと思います。ハイレベルな「スピード感」を子供時代に味わうことは大きな財産となるはずです。プロ野球教室等で現役選手を呼ぶなら、嫌がられるかもしれませんが、プロ選手に全力プレーを見せてもらいましょう。それが一番です。

そして、指導者は、地方のアドバンテージを理解し、子供たちに「何を見させるのか。」「何を得に行くのか。」を明確にして遠征の企画を考えなければなりません。遠征先についての外部との調整力が重要になります。また、保護者に理解を求めるための内部調整力も必要です。

強化と育成のためには、指導者には多岐にわたる能力が求められます。本当に大変ですが、島根と選手たちの未来のために頑張りましょう。

2017.02.26
広島県中体連軟式野球部会 第1回指導者研修会

IMG_2414

2月25日(土)に、広島県中体連軟式野球部会主催の第1回指導者研修会に参加させていただきました。午前中は呉市総合スポーツセンター野球場にて、平成30年広島全中を控える広島県の1年生中学球児を対象に、野球力測定会が開催されました。午後からは、BC和田昭茂氏による実技指導、夕方からは呉阪急ホテルにて、和田氏による研修会が行われ参加させていただきました。

研修では、和田氏に各カテゴリーの全国大会の動画などから具体的に野球を紐解いてもらいました。和田氏の完全無欠のロジカルと疾走感あふれる語り口に引き込まれ、あっという間の2時間半でした。

今回、特に強烈だったお話は、「勝利のチームマネジメント手順」です。つまりは、野球における戦略の具体的な立て方です。どの分野でも戦略の立て方は非常に難しく、そもそも「戦略」という言葉の概念さえ分かりにくいものです。1枚の紙に記された21の手順に驚愕しました。よくここまで整理してまとめることができたものだと。

すべての説明は長くなり、私が説明すると話の価値が薄まるので手順1だけ紹介します。

勝利のチームマネジメント手順1「自チーム長所分析」

手順1なので、はじめの一歩です。つまりは、ここを間違えると2歩目は確実に違う方向に踏み出すことになるということですね。1歩目を間違えると確実に迷走するという。身に沁みます。

この話の瞬間に、自分を含め、参加された先生方も、自分や他者の長所(ストロングポイント)に目を向けることができているかを自問自答されたのではないでしょうか。大きく頷き、唸っている方もいらっしゃいました。

この手順書は宝物になりました。墓場までもっていきます。ありがとう和田さん。

野球の研修会でありながら、「生き方」についても考えさせられる研修会でした。研修会後の懇親会においてもたくさんの先生方とお話できてとても有意義な時間を過ごすことができました。

あと、懇親会の中で「島根の取り組み」についてもスピーチのお時間をいただきました。広島の先生方にお話をさせていただく機会をいただきましたことに感謝しております。

IMG_2416

 

2017.02.19
コーチングキャラバンを通した新たな気づき

SBIのコーチングキャラバンとは、島根県の学童チーム・中学チーム・高校チームの指導者・選手の皆様を対象に、野球のコーチングや練習のあり方を広げていく活動です。

10月から始めたこの活動では、お陰様で4ヶ月間で30チーム・延べ人数約500名の方々との出会いをいただきました。

このような機会をいただいたことで、新たな気づきや改めて大切だと思ったことが多くありました。今日は、その中の1つを書き留めたいと思います。

まず、自分がどのカテゴリーで指導をするにしても、野球界の全カテゴリー(大きくは小・中・高・大・社・プロ・メジャー)の野球について知り、理解することの重要性に気づきました。とてつもないことですが、これに立ち向かっていかないと最高の指導はできないと感じています。勉強に終わりはないとはこのことかと痛感しています。

特に、衝撃でもあり片一方で、「それはそうだな。」と思ったこととして、小学生の技術力と高校生の技術力に大差がないということです。もちろん体力面や精神面は差があるのですが、それらを差し引いて技術力だけ比べて見るとということです。ゴールデンエイジと呼ばれている小学生の時期がいかに大切な時期であることを理解しているつもりで理解できていなかった自分にも気づきました。

そして、野球界ではなんだかよく聞くような気がする、「高度な技術は上のカテゴリーに進んでから」というフレーズについて真剣に考えさせられました。

2017.02.12
駒澤大学野球部 春季キャンプ視察

先日、愛媛県松山市で春季キャンプを張っている駒澤大学野球部の視察に行かせていただきました。大倉監督の新体制になったチームの雰囲気や動きを早く見てみたいとキャンプまで押しかけてしまいました。

IMG_2381

まず、驚いたのは、駒大野球部OBの方々の熱意と温かさです。愛媛県支部のOBの皆様や野球部OBの高校・中学野球関係者など、愛媛県内外を問わず、入れ替わり立ち代わり激励に訪れられていました。

そして、お話させていただいたOBの方の口から必ず聞くフレーズ「オヤジは…」。オヤジとは、太田誠 元監督(現駒大野球部OB会長)のことです。「駒大野球=太田誠」と概念化されてしまうほど、皆様のお話に「オヤジ…」が出てきました。OBの方々のお話を聞くだけで、太田元監督に畏敬の念を抱かずにはいられませんでした。

さて、練習の方は生憎の雨模様でしたが、室内練習場やブルペンを使って、投手と野手に分かれて行われました。大倉新監督は練習中のすべてのシーンにおいて選手の動きや言動に目を光らせ細かく指導をされていました。

印象に残ったことは、「なぜ、この練習をしているのか?このプレー(動き)はいつ使うのか?」といったことを具体的に選手に示していたことでした。その後の選手のプレー(動き)は見違えるほど変わっていきました。やはり、選手に対して「このくらい分かっているだろう。」「やってくれるだろう。」と期待や、期待という名の遠慮、期待という名の怠慢、は良くないことを感じましたし、指導力のある指導者が共通して身につけているスキルだなと感じました。

昼食は、大倉監督やキャンプに来られていた方々と、坊ちゃんスタジアムの本部席でご一緒させていただき、綺麗なスタジアムを眺めながら、色々な地方やカテゴリーの野球談義に花が咲きました。松山でお世話になった駒澤大学関係者の皆様、ありがとうございました。

第5期 U15 KWB島根県選抜 チーム情報 第四回中学生野球力測定会結果 BEST10 第三回中学生野球力測定会結果 BEST10 第3期(2017) U15 KWB島根県選抜 チーム情報 第二回中学生野球力測定会結果 BEST10 第2期(2016) U15 KWB島根県選抜 チーム情報 第一回中学生野球力測定会結果 BEST10 第1期(2015) 15U KWB島根県選抜 チーム情報 よくあるご質問
高校野球関係者の皆様へのお願い
SBIへのご寄付について SBI YouTube SBIのつぶやき