2018.09.19
金属バットが高校野球をつまらなくしている。

 

 

 

近年、打撃と向き合うチームが増えてきたように思います。

 

打撃は重要ですが、向き合い方がまずいと、チームの得点力を下げることになりかねないのが野球の奥深いところです。

 

打撃の結果は、対戦するバッテリーの力量や、野手の守備力に大きく左右されます。

 

つまり、打撃の良し悪しの評価は実は極めて困難です。

 

それはそうと、第100回大会においても、投手の投球過多についての議論が巻き起こりました。とてつもなく性能の良い金属バットを使っているのだから打高投低になるのは当たり前です。

 

極端な話、木製バットで高校野球の試合をすれば、すぐに解決するでしょう。経済的な理由等で実現可能かどうかはさておき、金属バットほど野球をつまらなくさせているものはありません。

 

 

今年の夏の甲子園大会の帰路では、そんなことも考えていたのですが、数日が経過してから、なかなか読み応えのある記事をネットに出ていたので紹介したいとおもいます。

 

「高校野球は金属バットでガラパゴス化する〜東洋経済オンライン〜」

 

特に、野球の本質について触れているところが、秀逸だと感じました。

2018.08.30
第40回 全国中学校軟式野球大会を終えて

 

 

高知学園高知中学校、仙台育英学園秀光中等教育学校の史上最高レベルの決勝戦(試合は特別延長11回 2–1で高知中の勝ち)で幕を閉じた全中でした。

 

 

 

 

私は、両校の準々決勝と準決勝を観に行き、決勝進出を見届けた後に、それぞれの宿舎に祝福と激励に行きました。選手、指導者、保護者の方々と笑顔でお話することができてとても嬉しく思いました。

 

 

まずは、ここまでのチームを作り上げた高知中・濱口前監督(現・高知高校監督)と秀光中・須江前監督(現・仙台育英高校監督)の指導力には凄まじさを感じました。そして、想定外の監督交代人事であったのにも関わらず、チームを率いて確かに導いた高知中の秋村先生・平田コーチ(高知高校2年生)、秀光中の小杉監督・小野寺コーチ(立教大学2年生)の指導力と情熱に感銘を受けました。

 

 

両校の指導者と選手たちが表現した野球は、スポーツを通り越して芸術の域に達していたと感じます。ゲームのレベルも、選手のパフォーマンスレベルも次元が違っていました。二度とこのようなチームと、試合にはお目にかかれないと言い切ってしまって良いかもしれません。

 

 

 

帰路では、昨年11月のヒロシマリーグや、12月のよさこいリーグ、7月に両校を島根に招いて開催した2018ヒロシマ全中応援事業のことを思い出したり、色々な人の顔を思い浮かべたりしていましたが、やはり和田照茂氏(現日本ハムファイターズ・2軍チーフトレーナー)からすべては始まっています。

 

 

たった8ヶ月前にヒロシマリーグに集結し、日本の野球界と日本のスポーツのために、中学野球から野球を変えていこうと決意を共にした僕達(和田照茂氏、高知中・濱口監督、松陽中・井上監督、秀光中・須江監督、若狭)は、全員が1年も立たないうちに、違うカテゴリーや新しいチームで新たな挑戦をすることになりました。

 

 

誰も想像していなかったこのストーリーとこの結果。

 

 

それが第40回全国中学校軟式大会の決勝戦でした。

2018.08.20
100回目の 全国高等学校野球選手権大会を迎えて

 

 

先日、第100回大会の観戦に甲子園に行きました。

(初代優勝旗と3代目優勝旗)

 

100年前に今日の高校野球の姿が想像できたのか。そんなことを考えながら大会を観てきました。

 

そして、100年後の高校野球がどうなっているのか。そんなことも考えながら帰路につきました。

 

この2018年は、後々振り返ってみた時に、野球界に蔓延ってきた「精神論」が大きく崩れていくきっかけの年になるはずです。

 

そこで、これからの100年をどう歩んでいくべきか。

 

その道標を、明日、大阪桐蔭高校と金足農業高校が示してくれます。

 

そして、決勝戦が終わるのと同時に、200回大会に向けての歩みが始まります。

2018.06.27
チームコンサルティングサービスを始めてみて

 

 

またまた、久々の更新となりました。

 

 

今年の春先から始めているチームコンサルティングサービスも、お陰様で、県内の高校チーム、中学チームから依頼や問合せを受けることが増えてきました。

 

 

ありがたいことです。

 

 

 

お問合せについては、私が監督やコーチの元へ伺って、直接お答えさせていただくスタイルをとっています。

 

 

 

チームの課題や環境はすべてのチームで違っているからです。実際に時間をかけて話を聞かなければ、困っていることや、問題点や課題を正確に把握することができないからです。そして、一番は監督をはじめとするスタッフそれぞれの野球や指導への考え方を理解する必要があります。さらに、なぜ私がコンサルティングをしたいと考えているのかを理解してもらう必要があります。

 

 

 

お互いが共感した上で、同じゴールを見ることができて、はじめてスタートです。ですので、コンサルティングを始めるまでに時間がかかります。とりあえずどんなものか試してみようと思われれば、コーチングキャラバンをおススメしています。

 

 

 

コンサルティングを始めて良かったと感じることは、監督やコーチとスタッフが同じ方向を向いて歩き始める場面に立ち会えたり、チームが組織として機能し始める瞬間に立ち会えたりすることです。

もちろん良いことばかりではありません。チームが一体となっていく過程での様々なトラブルが発生しますが、一つ一つのトラブルを解決していこうと一緒に考え策を講じていくことで心が通じ合うことがあります。そんな瞬間もかけがえのない経験です。

 

 

 

書きたいことはたくさんありますが、きりがないのでまとめにはいります。この2018年を機に、日本スポーツ界における指導者の指導力にはより厳しい目が世間から向けられるようになります。甘くなることは二度とないでしょう。監視体制が強化されるので、それはそれで良いことですが、古い体質の野球界はついていくことはできない可能性が高いです。放っておいたら野球はさらに衰退します。

 

 

 

競技スポーツとしてスポーツに取り組むなら「厳しさ」は絶対に必要ですが、これからの時代は「厳しさ」を論理的に説明でき、多くの人を納得させる表現力や発信力があったり、組織を健全にマネジメントできる人でなければ指導者として残っていけなくなります。今後、競技スポーツとしてスポーツを指導するには、そんな神領域の指導力が求められることになります。

 

 

この難局を乗り越えるためにチームコンサルティングに力を入れていきます。100年後のために。

2018.05.27
島根のちょっとした良い傾向。

 

 

久々のブログ更新です。

 

 

年度末から公私ともに諸々の出来事があり、ブログの更新ができずにいました。少し落ち着いてきたので再開しようと思います。

 

 

島根県の高校野球は春季大会が終わり、各地区大会が終わりかけているところです。もうすぐ6月になり、いよいよ夏の選手権予選に向けて盛り上がって来る頃になってきました。

 

 

春は取材のために高校野球を観て回りますが、少しずつ野球に変化がでてきたように感じます。攻撃では走塁を意識するチームが増えてきて、スライディングが上手な選手が増えてきました。守備ではポジショニングに拘るチームも増えてきました。2年前とは明らかに違ってきています。良い傾向です。

 

 

島根県全体的にまだまだ課題は多いと感じますが、敢えて一つ上げるとしたら、「細かい動作のスピード」だと感じます。スライディング、切り返し、タッチプレー、体勢の立て直し、サイン交換、等々。全国大会レベルのスピードをつけていくことが課題だと感じます。これらを解決するには、選手においてはスキル面、フィジカル面、メンタル面(考え方)の3方向からトレーニングする必要があるでしょう。指導者においては、作戦や戦術の整理と精度の向上が求められます。

 

 

以上。

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